国際航空宇宙展を見てきた(後編)
(^x^)/ こんにちは? MANIERAです。
10月1日から5日まで行われた、国際航空宇宙展2008の紹介の後編です。
後編では、宇宙関係と部品関係を紹介します。
場所は、横浜みなとみらい地区の展示会場:パシフィコ横浜です。
こちらは JAXAのブースの H-IIB ロケットの 模型です。
H-IIBは、JAXAと 三菱重工業(MHI)が 開発中の
国際宇宙ステーションISSに 物資を 補給可能な 新型ロケットです。
試験1号機は 2009年打上げ予定らしいです。
JAXAとは 宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace eXploration Agency)の 略語で、
文部科学省の管理下にある独立行政法人です。
1955年に作られた 戦後最初の 超小型 実験用ロケット「ペンシル ロケット」です。
東京大学の糸川博士を中心としたグループが、全く予算が付かない環境で、
基礎的なデータを取るために作ったそうです。
全長はわずか230mm。水平に 打ち出して 実験したそうです。
とても小さくて、まるで おもちゃのようですね。^^
こちらは スペースシャトルの 宇宙服のレプリカです。
後ろから 顔を出して 記念写真を 撮ることが出来ます。
横から見ると ちょっと 間抜けで変ですね。^^
JAXAが 2005年に オーストラリアで 飛行実験をした
小型 超音速 実験機 NEXST-1の 実物です。
赤とシルバーの色のせいか、昔の日本の 特撮映画の飛行機を思わせます。
尖っている先端を保護する 透明ビニールのカバーが付くと、なぜか イカのようですね。^^
超音速旅客機 研究のための 固体ロケットで打ち上げる無人実験機で、
全長11.5m 全幅4.72m 重量1.95t と、結構な 大きさでした。
詳しくはこちら> http://www.apg.jaxa.jp/res/stt/a03.html
SUBARUで 知られる 富士重工業(FHI)の ブースです。
FHIが計画している ビジネスジェット機 Subaru-Jetの模型と
Subaruの 今年発売された自動車 Exigaなどが 展示されていました。
現在は、航空機のライセンス生産や
ボーイングや エアバスの 旅客機の 翼などを 作っているようです。
受付のお姉さんが とても美人でした。^^
これは Bombardierの旅客機CRJ1000の 着陸装置(Main Landing Gear)のようです。
この様な、旅客機の脚、フラップを動かす油圧装置や、
計器類など いろいろな部品メーカーの 展示が 多数ありました。
ロールスロイス PLC社 (Rolls-Royce PLC)のブースの Trentエンジンの模型です。
Trentシリーズは、ボーイング787、777、
エアバスA330、A340、A350 XWB等で採用されています。
Rolls-Royce PLC社は 世界で2番目に大きな航空機エンジンの製造会社です。
自動車のRolls-Royceとは 元々同じ会社でしたが、
1973年に 自動車部門と分離し、別会社になりました。
こちらは DAIDO STEELという会社の展示で、Jet Engineの回転軸です。
プレートには 「TRENT 1000 LPT シャフト」と 書いてあったので、
ロールスロイス(Rolls-Roys)製造の ボーイング787用エンジンの シャフトのようです。
係りの人の説明によれば、鍛造で 右の黒い状態の素材を作って、
それを削ると、左のような 綺麗なシャフトになるそうです。
大きな円板の形の部品は、航空機のアルミの隔壁(bulkhead)で、
工作機械メーカーの マキノ MAKINOの 展示です。
5軸のマシニングセンタで、アルミの厚い板から削り出し、
約3時間で 加工できるらしいです。
殆どの部分が 削り屑になる 贅沢な加工ですね。^^
お土産コーナーでは、宇宙食の
「Space Curry」 「Space Sweets」 「大学芋」 「海老グラタン」 「ライスケーキ」や、
(なぜか)自衛隊の 「撃GEKI饅頭」 「撃GEKI煎餅」とか、
良く分からない物が 売っていましたが、
高くて不味そうなので どれも買いませんでした。^^
結論: 非常に疲れた。 会場の食堂は、早く閉まるので注意。^^
(^x^) おしまい。
[この記事は 2008年10月23日にenjoy生活板に投稿したものです。]
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