2016年11月6日日曜日

【山形】山寺に行ってきた(後編)

(^x^)こんばんは。MANIERAです。
一昨年(2014)の事ですが、山形の山寺に行ってきたので2回に分けて紹介しています。
今回は後編です。 今回は紅葉の山寺を登ぼります。


前編はこちらです。> http://blog-maniera.blogspot.jp/2016/11/blog-post.html





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前回から、日を改めて、約1か月後に山寺を訪れました。
こちらが登山口で、この地点は海抜241mになります。
※2014年10月下旬訪問






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登山口の階段の下にある小さな看板です。
山の一番奥にある、奥の院まで
1000余段あるようですので、ゆっくり登っていきましょう。






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登山口の階段を登り、日枝(Hie)神社を抜けて山門へ向かいます。






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山寺の山門です。茅葺屋根の建物で、鎌倉時代の建立とのことです。
「開北霊窟」の額が掲げられています。
山門は前編の鐘楼の隣、山門売店の向かいにあります。






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山門から先は巡拝料が必要になります。
大人は300円、中学生200円、小学生以下は100円です。






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ここから奥の院(Okunoin)まで800余段の石段を登っていきます。
山門の看板には、「昔から石段を1段2段と登ることにより、私達の煩悩が
消滅すると信仰されている修行の霊山です」と書いてありました。






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石段の脇の苔むした岩の上のあちこちに小さな像が見られます。






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立派な木々の間を登っていきます。






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せみ塚(Semizuka)の奥では樹々が色づいていました。
蝉塚とは、松尾芭蕉が山寺で詠んだ「閑かさや岩にしみいる蝉の声」という
句の短冊を弟子たちが埋めて石の塚を立てたものです。






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蝉塚の先に弥陀洞(Midahora)がありました。
岩が風化して阿弥陀如来の姿のように見えるといわれています。






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さらに急な階段の先に大きな門が見えてきました。






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仁王門(Niomon)です。
1848年に再建されたケヤキ材の門です。






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お坊さんが階段をジグザグにゆっくり登っていきます。






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門の両側には、運慶の弟子の作と言われる仁王尊像がいました。
邪心を持つ者は登ってはいけないと睨みつけているそうです。






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仁王門を裏から見たところです。
銅板葺きの立派な屋根ですね。






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建物に不思議な意匠のお札が貼ってありました。
元三大師降魔札(Ganzandaishi goumahuda)、深大寺と書いてあります。






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右手は中性院(Chushoin)、正面の階段を登ると奥の院に至ります。
階段の左に四角いポストが見えます。
ここまでは徒歩で登るしかないようなので、郵便局の人も大変ですね。






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右の屋根が奥の院(Okunoin)、左の屋根が大仏殿(Daibutuden)です。
大仏殿の中には 阿弥陀如来像がいますが、撮影は禁止されています。

立石寺で一番高く、海抜417mで、登山口からでは176mの高低差になります。
登山口から千数十段登ってきました。





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崖の上に立つ赤い建物は納経堂(Nokyodo)です。
写経を収まるお堂で、山内で最も古い1599年の建物だそうです。






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開山堂(Kaizando)の方に向かいます。
立石寺を開いた慈覚大師(Jikaku daishi)のお堂で、
崖下の自然窟に大師が眠っているそうです。






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途中、岩肌を見上げると、ツタも赤く色づいています。






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開山堂の前を右に折れると、圧迫感のある木の構造物の下をくぐる階段がありました。






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階段を登り切って振り返ると、お堂でした。






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立石寺を護持する五大明王を奉る五大堂(Godaido)です。ちょっと入ってみましょう。






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舞台造りのお堂の中は割と広く、人がたくさんいました。






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下界を見下ろすと、沈み始めた陽に紅葉が映えます。






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山寺の町が小さく見えておもちゃのようです。
※デジカメのアートフィルター「ジオラマ」で撮影






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山寺駅をズームで見たところです。ホームの左、少し離れたところに、
たぶん今は使われていないターンテーブル(転車台)が見えます。






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駅の方から、いま景色を眺めている
五大堂(矢印で示した建物)を見たところです。
結構高いところにありますね。
※この写真は9月下旬撮影






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山間の川に沿うように家々が続いています。






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陽も落ちてきたので、そろそろ下山しましょう。
正面の岩山の中に建物が見えますね。






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岩の前にある建物は胎内堂(Tainaido)です。
変わった形の岩も相まってジブリの映画にでも出てきそうです。
一般の人は行くことができません。






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16時30分ごろになると人もまばらになり、蝉塚にも人影がありません。






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寺務所まで降りてきました。
中でお札やお土産を買うことができます。






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おまけ: 寺務所の周りには猫がいっぱいいました。^^



* * *



山寺の奥の院までは、結構高低差があり、ちょっとした登山のような感じで、
ちょっと疲れましたが、見どころいっぱいで大変面白かったです。

ちなみに、今回登っても、特に煩悩は消滅しなかったようです。^^;



(^x^)おしまい。






2016年11月5日土曜日

【山形】山寺に行ってきた(前編)

(^x^)こんばんは。MANIERAです。
一昨年(2014)の秋に、山形の山寺(Yamadera)に行ってきたので、2回に分けて紹介します。
今回は前編です。



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訪問時期は2014年の9月下旬です。
折り畳み自転車で、山形駅前から山寺へと向かいます。
郊外に出るとこんな長閑な風景が広がります。





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山寺の町を通って流れてくる立谷川(Tachiya gawa)には
サイクリングコースがあったので、
この川を遡って山寺に向かいました。






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山形駅前から14km程度で、山寺の駅前に到着しました。
ちなみに、この付近の地名も、山形市山寺です。






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山形と仙台を結ぶJR仙山(senzan)線の山寺駅です。
木造の小さな駅で、駅舎の上に櫓のような物があります。






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駅前から山寺の方を向くと緑で覆われた岩山が見えます。
正面のホテルがレトロで良い感じですね。






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おなかが空いたのでお蕎麦でも食べましょう。
美登屋(Mitoya)という店に入行ってみました。






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天ざるそばを頼みました。
1680円です。






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少し太めの蕎麦はコシがあり美味しかったです。
天ぷらはエビと大葉、シシトウ、ナスなどで、
蕎麦も多めだったので、おなか一杯です。






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美登屋の向かいの小さな寺の前を子猫が歩いていました。






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日向でポーズを取ってくれました。かわいいですね。^^
ではそろそろ山寺に向かいましょう。






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山寺の登山口から階段を上ります。
山寺の正式名は 宝珠山立石寺(Houjuzan Rissyakuji)で、
天台宗の寺院です。 860年に創建されました。






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お坊さんも長い階段を上っていきます。






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立石寺本堂の根本中堂(Konponchudo)です。現在の建物は1356年に再建された物で、
ブナ材の建造物としては日本最古、国指定の重要文化財です。






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身を清めてから参拝しましょう。






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本殿の前には、大きな香炉がありました。
お線香は、一把50円です。






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正面には、木像の 招福 布袋尊(syofuku hoteison)が座っています。
本尊は木造の 薬師如来坐像ですが、普段は公開していません。






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根本中堂の左の方に鳥居が見えるので行ってみましょう。






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途中奥まったところに、清和天皇の御宝塔がありました
880年に建立された供養塔だそうです。






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さらに先には小さなお地蔵さんが沢山いました。
これは水子供養の地蔵尊のようです。






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石の鳥居の先は日枝(Hie)神社になります。






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鳥居の隣には大イチョウがあり、大きな木陰を作ってました。
樹齢1100年以上と言われています。






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日枝(Hie)神社の拝殿です。こちらの神社も860年創建で、当初から神仏混合していて、仏像も安置されていたそうですが、明治の神仏分離令により宝物館に移されました。






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拝殿の後ろ側に本殿がありますがよく見えませんでした。






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日枝神社を出たところに、江戸時代の俳人の松尾芭蕉と弟子の曽良の像がありました。
1689年に山寺を訪れたそうです。






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芭蕉の像の向かい側に、宝物殿がありました。
拝観料は大人200円、子供100円です。

看板には、特別展示「地獄絵図」と書いてありますが、
この日は特に、地獄絵図を見たい気分ではなかったので入りませんでした。^^;






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写真中央の建物は、常行念仏堂です。
座禅や写経が行われる修行道場だそうです。






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念仏道と宝物館の間、奥の方に真っ白の仏像が座っていました。
万物供養 阿弥陀如来との事です。






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さらに進むと、山門の前に鐘楼堂(Shoro bell tower)がありました。
12/31には除夜の鐘が突かれるそうです。
奥に見える白い壁の建物はトイレです。






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鐘楼の向かいには山門売店があります。







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売店で、力こんにゃくを買いました。1本100円。
食べてみると山形でよく売っている
醤油だしの玉こんにゃくでした。





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山寺の案内地図です。(クリックすると拡大します)
今回は下段右端の登山口から下段中央の山門までを見ましたが、
次回は山門から一番上まで登ります。





(^x^)後編に続く



後編はこちらです。> http://blog-maniera.blogspot.jp/2016/11/blog-post_6.html