(^x^)こんばんは。MANIERAです。
2009年4月28日から9月27日まで神奈川県横浜市で、
「開国博Y150」という博覧会が開かれたので、最終日に見に行きました。
今回はベイサイドエリアの有料の第3会場、
「NISSAN Y150ドリームフロント & スーパーハイビジョン シアター」を紹介します。
第二会場からしばらく歩いて、やっと到着。
しかし、正面からは入れず、建物の脇を一番奥まで行った所が入り口でした。
☆ 因みに、協賛企業の日産は今年、銀座から横浜駅の近くに本社を移転しました。
入り口を入ると、倉庫のような殺風景な室内です。
ここは、スーパーハイビジョンシアターの待ちスペースにもなっています。
世界天文年2009の看板があり、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力で、
宇宙服や、ロケットの模型、惑星の写真などが展示されています。
こちらは、垂直離着陸出来るロケットです。
JAXAのRVT(再使用型ロケット実験機)の中身の展示で、
実際の実験に使用されている機体です。
参考動画 (飛行は、0:54-1:12付近)
http://www.youtube.com/watch?v=Ogm5w6RxS3A
こちらは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の展示。
文部科学省所管の独立行政法人で、海洋、大陸棚、深海に関する研究を行っています。
http://www.jamstec.go.jp
深海探査研究船「かいれい」の模型。
無人探査機「かいこう」を搭載する支援母船だそうです。
他にも船や深海調査艇の模型がいくつもありました。
時間が来たので、スーパーハイビジョンシアターに入ります。
撮影禁止なので、内部の写真はありません。
上映されたのは、約10分の「gift 未来へのおくりもの」という作品です。
色んな地方の、自然や祭り、子供達の映像が中心でした。
スクリーンは540inch(約50畳)の大きさでしたが、非常にシャープな映像でした。
ここまで高精細になると、立体映像装置でもないのに、立体感が感じられます。
ただ、この時の上映では、左下1/4が、時々赤いノイズが入ってしまい、
まだ開発中のものだと感じさせられました。
投影装置は良く見えませんでしたが、3管式のような感じでした。
【解説】
スーパーハイビジョンとは、NHKが研究開発中の、超高精細映像システム。
4320本の走査線、7680x4320 pixel
3300万画素(ハイビジョンの16倍の画素数)、フレームレート59.94FPS
次は、「ピボ・ラボ (PIVO LABO)」に向かいます。
日産自動車のコンセプトカー「PIVO2」が案内役となって、
環境に優しい未来の世界を紹介します。
実際には、中央に鎮座するPIVO2はその場から動かず、
観客はモニタに映った映像を見るだけです。^^;
イスは、紙を放射状にした物に、透明なプラスチックシートを載せた構造で、
結構しっかりしていました。
こちらが電気自動車のPIVO2。
2007年に東京モーターショーに出ていたものだと思います。
キャビンが360度回転し、タイヤが90度横を向くので、縦列駐車が簡単なようです。
ダッシュボードの上にロボットが居て、喋ったりします。
これは「たま電気自動車」です。
立川飛行機(後のプリンス自動車)が、1947年に作った量産車で、
最高速度35km/h、1充電走行距離65kmです。
レトロだし、小さくて可愛いので、今販売したら、人気が出るかも。^^
☆ プリンス自動車は1966年に日産自動車と合併しました。
「ピボ・ラボ」の出口で、葉っぱのような紙を貰いました。
次のゾーンには、「コトバ パーク(言葉の公園)」と名付けられ、大きな風船が一杯です。
アナウンスで、先ほど貰った葉っぱの形の紙に、
環境などに対する「思いやり」の言葉を書き込んで下さい と言っています。
書き込んだ葉っぱの形の紙を、透明バルーンの下にある筒に入れると、
空気で吸い上げられ、バルーンの中を舞い飛びます。
葉っぱに近寄って見ると...
* TVをつけっぱなしで寝ないようにする。
* 水の節約。
* ゴミを分別する。
* リサイクルを出来るだけする。
* クーラーをなるべくつけない。
など、と書いてあります。
他には、
* 車をなるべく使わない。
* 車に乗らない。
* 自転車に乗ろう!
* 自転車通勤!
なども書いてあって、環境には優しいのですが、スポンサーの
自動車メーカーとしては、どうなんでしょうか。^^;
さらには、
* クーラー使いたい放題
* 今日も飲むぞ(+ビールの絵)
というのもあって、
どの程度、趣旨が理解されているのか、疑問が湧きました。w
隅の方に、日産が去年パリモーターショーで発表したコンセプトカー、
「ニューヴ (NUVU)」も展示されていました。3人乗りの電気自動車です。
こちらは、足踏みすると、その圧力で電気が発生して、バルーンの中の電灯が光るというものです。
大人も結構、むきになって足踏みしていました。^^
これで全ての有料会場を見終えました。
問題の一つは、お金を払わなくても、この写真のように歩道橋の上などから、
会場内が結構見えるという事です。^^;
あ、第一会場の中で、クモが最後の一暴れをしているのも見えますね。^^
会場の入り口には「300万人達成ありがとうございます」と書いてあります。
しかし、新聞報道によると、当初500万人を見込んでいた所、
実際には120万人しか入っていなかったようです。
300万人とは何の数字だろう...。
というわけで、ベイサイドの3会場を見てきましたが、
非常に内容の薄いものだった事が分かると思います。^^;
個人的には、入場料1000円程度か、出来れば無料なら、良かったかも..と思いました。^^
(^x^)おしまい。