(^x^)こんにちは。MANIERAです。
6月中旬、鎌倉のアジサイ等を見てきたので3回に分けて紹介しています。
第3回は 長谷寺(Hasedera)へ向かいます。
【解説】
鎌倉 (Kamakura)とは、東京から南南西に、電車で約1時間の距離にある海沿いの地域です。
12世紀末から1333年まで幕府が置かれ、武家による政治・文化の中心地でした。
鎌倉の大仏を後にして、長谷寺の近くにやって来ました。
こちらの寺は、江の島電鉄の長谷駅から5分程度の距離にあります。
この辺りは 特に人力車が多くて、寺の近くの駐車場にも、
何台も停車していました。
寺の近所に鎌倉オルゴール堂というお店がありました。去年開店した
オルゴールの専門店との事で、沢山のオルゴールが売っていました。
北海道の小樽のオルゴール堂の姉妹店のようです。
http://www.otaru-orgel.co.jp/kamakura.html
長谷寺は736年に創建された浄土宗の寺です。
門前の、絵に描いたような松が 見事ですね。
夏は、開門時間は 8:00-17:00(閉山17:30)です。
http://www.hasedera.jp/
時計を見ると、閉山まで30分位しかありませんが、
とりあえず入ってみましょう。
入山料金の300円を払って境内に入ると、すぐ目の前に池がありました。
まだ大勢の観光客がいますね。
池には、白や紫の花菖蒲が咲いていました。
四角い枠は、花筏(はないかだ)という物で、花を乗せて池に浮いているようです。
3本の竹の中を通って、池に水が注ぎ込まれています。
もう一枚写真を撮ろうとしたら、水が止まってしまいました。
17時を過ぎると、水を止めるようですね。^^
階段の手すりも竹で出来ていて良い雰囲気です。
階段の上に白い紫陽花が咲いていました。
端が うっすらピンクなので、これから赤くなるのかな?
さらに階段を上がると、山の中腹を切り開いた、上側の境内になります。
大きな建物は、長谷寺の観音堂です。
観音堂の奥には、金箔で覆われた木造の全高9.18mの長谷観音が
祀られていますが、中は撮影禁止です。 では、紫陽花の散策路を見に行きましょう。
観音堂の左に「散策路 入場入山券 番号案内」の看板があり、
待ち時間、20分以上、40分以上、60分以上、80分以上と書いてあります。
この時には、待っている人はいませんでしたが、混雑時は看板に掲示される
入場券の番号の順番に従って、入場させるようです。
庭に、白い 夏椿(ナツツバキ)の花が落ちていました。
学名:Stewartia pseudocamellia、
英語名:Japanese stuartia
一般に、日本のお寺で、沙羅双樹(サラソウジュ)と
呼ばれている木は、実際は夏椿だそうです。
本当の沙羅双樹(学名:Shorea robusta)は、インド原産で、
日本では、温室がないと育たないそうです。
散策路に入ると、最初に長い石の階段を上ります。
結構 急なので、急いで上ると息が切れます。^^
階段を上って行くと、アジサイの咲く小道に
小さな千手観音像がありました。
散策路の一番高い所まで上ったら、由比ガ浜(Yuigahama)の海岸が見えました。
陽が傾いてきて、散策路は少し薄暗くなってきました。
八重咲きのアジサイ。 近くにあった品種の名札には
「メランコリー」と書いてあったと思います。
花の前で記念撮影をする人が多くて、下りの道が渋滞しています。^^
この辺りの階段は、少しふわふわした不思議な感触。
小さなお堂の横に竹が生えています。竹の緑が瑞々しいです。
こちらのお寺には、40種類以上、約2500株のアジサイが植えられています。
上から見ると、斜面の傾斜が急なのが分かりますね。
階段を下りてくると、苔生したお地蔵さんが 沢山並んでいました。
小さなお堂は、「経蔵(きょうぞう)」という建物でした。 中にお経を収めた回転式の大きな
書架があって、一回転させると、全てのお経を読んだのと同じ功徳があるそうです。
お堂の中を見たかったのですが、もう閉山時間なので、
扉を閉められてしまいました。^^;
宝物堂の前では、石造りの釈迦如来坐像が、紫陽花のブーケを
持っているように見えて、ちょっと可愛いかったです。^^
もっと見たかったですが、閉山時間になったので、もう帰りましょう。
この後、鎌倉駅まで歩いたら、思ったよりも遠くて、疲れました。^^;
(^x^)おしまい。