(^x^)こんばんは。MANIERAです。
12月の上旬に、神奈川県鎌倉市の円覚寺(Engakuji)の
紅葉を見てきたので、紹介します。
JR横須賀線の北鎌倉駅で下車しました。
ホームの端に臨時の出口があって、駅舎に行かずに外に出られました。
駅の周囲は、静かで、のんびりした雰囲気です。
駅から線路脇の道路を歩くと、約1分で円覚寺の階段の前に出ます。
階段を上って総門をくぐると、受付があるので、拝観料300円を払います。
円覚寺は、禅宗の一派、臨済宗のお寺で、
1282年に、鎌倉幕府の執権、北条時宗によって作られたそうです。
さらに階段を上がると、山門(main gate of a Buddhist temple)が あります。
夏目漱石の小説「門」に出てくる山門のモデルだそうです。
こちらのお寺は、何度も火事や震災に遭っていて、
この門も1785年に再建された物です。
☆ 門の前の立て札には、「山門」と書かれていましたが、
案内看板には「三門」と書かれていました。どちらの書き方でも良いようです。
立派な柱ですね。
山門の柱の下は、丸い礎盤(soban)、四角い礎石(soseki)の順番で構成されています。
柱と礎盤、礎石は各々固定されておらず、乗っているだけです。
これには、地面に柱を立てた場合より、柱が腐りにくくするのと、
地震の際に揺れを吸収するという利点があるそうです。
山門の正面にあるのは、仏殿です。
山門をくぐったら、娑婆世界を断ち切り、
清淨な気持ちで、仏殿をお参りしなければならないそうです。
仏殿は円覚寺の本尊をまつっている建物で、
震災で倒壊しましたが、1964年に再建されました。
紅葉した木が見事ですね。
門の奥には、国宝の舎利殿(syariden)がありますが、普段は入れません。
正月の3日間と、11月3日前後に、拝観できるそうです。
紅葉の横では、牡丹が咲いていました。
日本では12月は、法師も走るという「師走(shiwasu)」とも言いますが、
本当にお坊さんが走っていました。^^
土塀の屋根の上にも 葉が降り積もります。
手水鉢に紅葉の葉や赤い実が沈んでいます。
雨上がりの石畳に、センリョウ等の赤い実が映えます。
お寺の一番奥にある、黄梅院(Oubaiin)に夕日が差します。
軒下に小さな鐘がぶら下がっていますね。
正面は、黄梅院の観音堂です。
周りの小さな庭には、色々な木々が植えられています。
庭には、緑の苔石の上に、落ち葉が厚く降り積もっています。
参道を下ってゆくと、お坊さんがお坊さんの記念写真を撮っていました。^^
法衣が格好良いです。
杖をつき、茶人帽(chajinbou)を被ったご老人が歩いていました。
私はTVの時代劇等でしか見た事がありませんでしたが、とても風流ですね。
仏殿の北側の丘の上にある龍隠庵(ryu in an)からの眺めです。
円覚寺は、17の塔頭(tattyuu= 寺の敷地の中の小さな寺)を有しているそうです。
龍隠庵からも、お坊さんが走り出てきました。^^
12月なのに、境内に桜の花が咲いていました。
調べると、十月桜という種類のようで、
10月から1月、3月から4月の、年に2回咲くそうです。
十月桜の学名: Prunus × subhirtella cv. Autumnalis
*****
毎年、1月1日から3日まで国宝の舎利殿が拝観できるそうなので、
お近くの方は、初詣などで訪れてみてはいかがでしょうか。
(^x^)おしまい。
【鎌倉 年末年始情報】
12月31日22:00~1月1日17:00と、
1月2日と3日9:00~17:00は鎌倉市内中心部への車の乗り入れが出来ません。
中心部へ通じる交差点では、迂回の規制がされます。
歩行者用道路には、自転車(軽車両)の乗り入れもできません。
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