2020年8月14日金曜日

日本三景 松島(宮城県松島町)

(^x^)こんばんは。MANIERAです。
今回は、以前訪れた夏の松島と福浦島を紹介します。
※撮影時期は2015年7月下旬です。


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松島とは宮城県松島町の松島湾に浮かぶ260余りの島々で、日本三景の一つに数えられます。
※ 日本三景: 松島、天橋立、宮島






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海沿いの国道45号線です。この近くの松島公園有料駐車場に車を止めました。
国道沿いには沢山の土産物店や飲食店が並んでいます。






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国道沿いにおしゃれなガラス張りの建物がありました。
1階に松島雪竹屋、2階に松華堂菓子店が入っています。






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1Fの雪竹屋でミルクソフトを買いました。暑い日だったので、すぐ溶けてきます。
値段は300円でしたが、2020年現在は350円のようです。






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雪竹屋で焼き立て煎餅も買いました。かなり大きい煎餅で
注文してから焼いて醤油に付けて海苔を巻いてくれます。
こちらも価格は300円でしたが、2020年現在は350円のようです。






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煎餅の米は山形県産のはえぬき、醤油は宮城県加美町の吟醸醤油、
海苔は松島産を使用しています。焼き立てで香ばしくて美味しかったです。






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国道から海はすぐそばで、観光用の中型船が停泊していました。
大型船(仁王丸)はここから右へ徒歩3分の中央桟橋から出ていて、
1500円で所要時間50分で湾内を巡ることが出来ます。






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松島雪竹屋のすぐ近くに、五大堂という仏堂があるので、行ってみました。






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五大堂は海岸近くの小島の上にあるので小さな橋を2つ渡って行きます。
2つ目の橋は「すかし橋」で、かなり広い隙間があり、下に海が見えます。
参詣の際には心身に乱れがないように足元を良く見つめて
気を引き締めるように という事らしいです。






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すかし橋を渡るとすぐに五大堂があります。元々は807年に坂上田村麻呂が毘沙門堂を建立
828年に慈覚大師が五大明王を安置して五大堂と呼ばれるようになったそうです。

現在の建物は、伊達政宗が1604年に再建した東北最古の桃山建築で、
国の重要文化財に指定されています。






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松島湾には260余りの島々と、大小さまざまな観光船、漁船が浮かんでいます。






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五大堂から5分くらい歩くと、赤い橋の先に大きな島がありました。
今回は観光船には乗らずに、この福浦島(ふくうらじま)に行ってみましょう。






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福浦島へは有料の橋を渡って行きます。
cafe ベイランドという建物に橋の料金所があります。






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建物に入ると通行券の自販機があるので購入します。大人200円、子供100円でした。
料金所の営業時間は、3月から10月が8:30-17:00、11月から2月は8:30-16:30です。






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お金を入れると、ちょっと思ってたのと違う絵柄の通行券が出てきました。^^






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福浦橋は全長252m、幅2.6mの人道有料橋で、1967年に造られたそうです。
2011年3月11日の東日本大震災で橋脚が一部破損するなど被害を受けましたが、
台湾の景勝地「日月潭」の観光船業者が集めてくれた義援金が修理に使われたそうです。






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朱塗りの欄干の上にカモメがとまっていて、人が近づいても逃げません。
橋の側面にはLEDが設置されていて、夜間にはライトアップされるようです。






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島に上陸しました。しばらく坂を登っていきます。






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坂を登りきると島内唯一のお店、福浦島茶屋がありました。飲み物や軽食がいただけます。






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茶屋から100mくらい先には、男女別の2棟の公衆トイレがありました。






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福浦島は県立自然公園に指定されていて、250余種類の草木が自生していて、
アカマツ、スギ、モミなどが大木になっています。
2-3月はサザンカ、3-6月は椿、4月は桜、10-11月は紅葉が見られるそうです。






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島の南西に弁天堂がありました。欄干に赤い粒々が見えますが...






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近づくと赤いのは小さなダルマでした。弁天堂の周りには、おみくじなどを
売っている様子もなくて謎でしたが、後で調べると、先程の茶屋でダルマを売っていて、
中のおみくじが凶だった場合は、ダルマを弁天堂に置いてくる習わしのようです。






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福浦島の島内案内板です。島は面積が6ヘクタールで、1時間程度で1周できるようです。
次は南端の見晴らし台に行ってみます。






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見晴らし台に到着しました。ウッドデッキに小さめのベンチ、島の案内板があります。






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見晴台からの右手方向の眺めです。案内板によると
2つ並んだ島はどちらも引通島(ひきどおしじま)のようです。






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見晴台中央付近の眺めです。右から引通島、とても小さい千貫島(せんかんじま)、
徳浦島(とくうらじま)、立派な松の向こうに見えているのが焼島(やきしま)です。






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千貫島は、小さな松が生えていて、ちょっと盆栽のようです。松の下でカモメが一羽休んでいました。
この名前の由来は、伊達政宗が舟遊びをしていた時に、
「島を私の館に運ぶ者があれば銭千貫をとらす」と言ったかららしいです。






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松島は牡蠣の産地としても有名で、湾内にはあちこちに養殖用のカキ棚が見られます。
簡易垂下方式といって水深が浅いため可能な方法で、長さ約7.5mのモウソウ竹を
3m程度海底に刺していって棚を構成するらしいです。






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焼島の海岸に長い竹が沢山立てかけてありました。カキ棚用の竹かもしれません。






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見晴らし台を後にして、鬱蒼とした緑の遊歩道を進みます。






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この付近の遊歩道はウッドファイバー舗装がされていました。これは間伐材の
木材チップとウレタン樹脂を混ぜた舗装で、歩くと少しふわふわした印象で、
足への当たりが柔らかくて不思議な感じです。






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多目的広場に出ました。波打ち際の砂浜まで行くことが出来ます。






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広場の花壇にはいろんなヒマワリが咲いていました。






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広場はとても広く、赤い六角形のベンチが点在しています。奥の方に建物が見えます。






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近づいて見ると大きな東屋でした。






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中に入ると舞台のような感じですが、立札には、
四阿(あずまや)「四季彩堂(しきさいどう)」
と書いてあったので、やはり東屋のようです。






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もう17時なので、 帰りましょう。橋を見るとお店の人?の軽自動車が渡って行きました。
料金所にたどり着いた時には17時を過ぎてしまって、建物のシャッターは
閉まっていましたが、建物手前の出口から一般道に無事出られました。

福浦島はちょっとした探検気分が味わえて、なかなか面白かったです。
次は船に乗って海の上からも島々を見てみたいです。



(^x^)おしまい。






  関連リンク

日本三景松島-松島観光協会のWEBページ
 https://www.matsushima-kanko.com/



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