(^x^)こんばんは。MANIERAです。
昨年(2015年)の6月中旬に、「猫の島」に行ってきたので、3回に分けて紹介しています。
今回は完結編の、第3回: 大泊港とマンガアイランド編 です。
第1回> http://blog-maniera.blogspot.jp/2016/08/01.html
第2回> http://blog-maniera.blogspot.jp/2016/09/02.html
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宮城県石巻市の田代島(Tashiro-jima)は、住民より猫の数が多いと言われる「猫島」です。
2014年度時点の統計では人口85人ですが、猫は100匹以上いるようです。
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猫神社を後にして、大泊(Ohdomari)港へ向かいます。
林の中の道を1km程行くと、家々が見えてきました。
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周りが開けると、そこはもう大泊港でした。
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道の脇に飛行機のプロペラのようなものがありました。
ずっと海に沈んでいたような感じです。
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ネコが背中をコンクリートに擦り付けて、ゴロンゴロンしています。^^
海岸近くは空き地になっており、東日本大震災で津波の被害にあったと
思われる家の土台のような跡が目立ちます。
写真右奥の赤い小屋(?)のすぐ下まで津波が来たそうです。
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この日は陽が照ったり曇ったり、急に霧が出てきたりの変わりやすい天気でした。
太陽が出ると結構暑くてネコも日陰で休んでいます。
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お昼のパンを食べていると、猫が急にテーブルに登ってきました。
ペットボトルの麦茶に興味津々のようです。^^
夏休みなどの一時期は、この辺とかでタープを張ったりして、
軽食を出したりする事もあるらしいのですが、
この日(6月中旬の土曜日)はテーブルがあるだけで、ネコ以外、誰もいませんでした。
島には食堂がなく、1件しかない商店も開いているかどうか
行ってみないと分からないので、食べ物や飲み物は、
船に乗る前に買って持参するのをお勧めします。
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今朝、最初に接岸した大泊港の船着き場まで来ました。
先ほど猫が居たのは、白い軽トラックの斜め後ろあたりです。
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港の近くの少し高くなったところにお寺がありました。
曹洞宗の松盛院(Syousei in)というお寺のようですが、ひっそりとしていました。
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お寺の高台から降りてくると、井戸がありました。
弘法様の井戸と呼ばれていて、干ばつでも枯れることがないそうです。
1613年の慶長遣欧使がこの水を汲んだそうです。
水質は中硬水で、猫に与えないでくださいと書いてありました。
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また、林の中の道を通って、仁戸田(Nitoda)港へ戻ります。
周りは鬱蒼とした木々で、左右の見通しは殆どありません。
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2㎞程度の道のりで仁戸田港に戻ってきました。
港の端の方にポケットビーチという海水浴場がありました。
芝生の公園は海に降りていける長い階段に続いています。
公園には東屋と公衆トイレ(写真右の白い壁の建物)があります。
ちなみに島の公衆トイレは、ここと、マンガアイランドの2か所だけのようです。
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階段を下りてゆくとそのまま海に入れます。
遠くのコンクリートの壁は防波堤なので、波も穏やかです。
左の方にクレーンのようなものが見えます。
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近くに行ってみると、クレーンの先にバケットがついていたので、
大きな浚渫船のようですね。
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港は工事中で、安全柵はネコのデザインです。
ちょうど13時の定期船が乗客を降ろして出港するところでした。
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観光客が沢山降りてきました。朝よりかなり多い感じです。
次の便まで2時間半しかないので、殆どが泊りのお客さんかもしれません。
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まだ時間があるので、仁戸田港からマンガアイランドに行ってみましょう。
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1km足らずで、マンガアイランドのセンターハウス正面に来ました。
猫があちこちでゴロゴロしています。
紅白の猫自動車は、電気自動車のようで、
後ろには充電設備がありました。
石巻市のマンガアイランドの紹介ページ
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000b/-kanko/-kankomap/d0040/20130224150619.html
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センターハウス正面のちょうど反対側には、外から入れる公衆トイレがあります。
トイレの表示がネコの形をしています。
他の設備としては、有料で浴室やシャワーもあるようです。
さらにキャンプ用品や自転車や釣り竿、天体望遠鏡が借りられるようです。
マンガアイランド利用者のしおり(PDF)
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000b/-kanko/-kankomap/d0040/siori.pdf
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マンガアイランドには、ネコの形をしたロッジが何棟もあり、
予約の上、宿泊することができます。キャンプ場もあるようです。
奥の方に太陽電池パネルとセンターハウスの屋根が見えます。
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パラソルの下のテーブルで、猫がお昼寝中です。
ネコ優先なので昼寝の邪魔をしないようにしましょう。^^
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親猫(?)が、トカゲをくわえて草むらの方に歩いていきます。
あ、木の下に子猫がいますね。
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すると、安心したのか、ニャーニャー言いながら、
積まれた枝の下から、子猫が沢山出てきました。
かわいい^^
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マンガアイランドは緑でいっぱいで、ヤグルマギクや
シロツメグサ、ノゲシなどいろんな花が咲いていました。
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マンガアイランドを後にして、仁戸田港の方に向かう途中、三叉路に
「小さな歴史館&クロネコ堂」と書かれた看板があったので、
ちょっと寄ってみましょう。
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この建物は元々郵便局でしたが、2014年に閉鎖されて、2015年1月から、
「田代の小さな歴史館&クロネコ堂」として利用されているようです。
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入り口を入った所の一角がクロネコ堂のようですね。
島オリジナルの猫グッズや、田代島産の ふのり(布海苔)などが売っていました。
この左側は、もともと郵便局の窓口だったような部屋で、
田代島の古い写真などが展示されていました。
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クリアファイル 350円です。左は、たぶん阿部ツ商店の緑の階段ですね。
そろそろ船の来る時間なので、港の方に戻ります。
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消防団の小屋の近くに猫がいっぱい。
ちなみに島では、住民が交代で定時にキャットフード等をあげており、
子猫等は慣れない食べ物でおなかを壊したりするので、
観光客がエサをあげるのは控えましょう。
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船着き場の岸壁で、まったりと船を待ちます。
牡蠣処理場のあたりから、ネコが一匹ついてきて、
ニャーと鳴きながら待合客にエサをねだっています。
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スクーターに乗ってきた港の人にもエサをねだって、
カリカリをもらいました。^^
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そうこうしている内に、霧の中から、本日最終便のマーメイド号が現れました。
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マーメイド号は1984年就航のカーフェリーで、自動車を数台積めるようです。
総トン数116t、速度11ノット、定員212名です。
この便では後ろの甲板に軽自動車が載っていました。
車の下はターンテーブルになっていて、車の向きを変えられるようです。
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カモメも乗船。出向前に船員さんにエサをもらってました。
くちばしが赤くてきれいです。
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15時半ごろに仁戸田を出港し、石巻に向かいました。
ブルーライナー号よりマーメイド号の方が
少し時間がかかって、1時間強で到着です。
今回、日帰りでしたが、島のゆっくりした時間の中、
のんびり猫と過ごせてよかったです。 また行きたいです。^^
(^x^)おしまい。
【猫島に行ってきた】全3回
第1回: 田代島上陸編 http://blog-maniera.blogspot.jp/2016/08/01.html
第2回: 猫神社編 http://blog-maniera.blogspot.jp/2016/09/02.html
第3回: 大泊港とマンガアイランド編(この投稿です)
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