2012年9月18日火曜日

新江ノ島水族館に行って来た。(前編)


(^x^)こんばんは。MANIERAです。

8月に、新江ノ島水族館(Enoshima Aquarium)に行って来たので、2回に分けて紹介します。
今回は前編です。



01
新江ノ島水族館(Enoshima Aquarium)の建物です。
細長い2階建で、全長253m、幅は42m程度だそうです。

場所は神奈川県藤沢市の片瀬海岸の国道134号線沿いで、
小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅から徒歩で5分程度の距離にあります。






02
水族館は海岸沿いにあり、水族館前のビーチの向こうには、
江の島(Enoshima island)が見えます。






03
では、水族館を見てみましょう。
入場口から階段を上って、二階から入ります。






04
入ってすぐの水槽は、「相模湾大水槽」の最上部になります。
水族館の前に広がる相模湾を再現した水槽で、人工的に波を起こしています。






05
順路を進むと、相模川を再現した「川魚のジャンプ水槽」がありました。
ちょっと見ていた範囲では、魚はジャンプしてくれませんでした。^^;






06
螺旋状の通路を一階に下りてゆくと、大きな「相模湾大水槽」が見えて来ました。
これは最初に見た水槽の下の部分で、底面積は144平米あります。
浅瀬から急に深くなる相模湾を再現しているそうです。

水槽はガラスではなく、厚さ 41cmの積層アクリル板で出来ていて、
1000トンの水の圧力に耐えています。

展示パネルによると数十種類の魚が回遊しているようです。
右上の方には、銀色をした8000匹のマイワシが見えます。






07
一日に何回か、ダイバーが潜って、エイなどの魚を紹介してくれます。
下の方にいたウツボも抱えて来て見せてくれました。
ウツボは姿に似合わず、おとなしかったです。^^






08
水槽へ向かって半球形に付き出した窓がありました。
ちょっと水の中に潜っているような感じになるかも。






09
通路の一部では、天井部分がアクリルになっていて魚を下から見る事が出来ます。






10
深海ゾーンにやって来ました。かなり薄暗いです。
今週のおすすめ深海生物wという水槽にいたのは、オウムガイ(Nautilus)です。
ぷかぷか浮かんでるだけで殆ど動きません。^^






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深海ゾーンの赤い照明の水槽には、見慣れぬ生き物がゆっくり歩いていました。
これはダイオウグソクムシ(大王具足虫,  Bathynomus giganteus)という
ダンゴムシの仲間らしいです。成長すると、45cm (!) くらいになるそうです。






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これはプラスティネーション(Plastination)処理されたダイオウグソクムシです。
アクリルの柱の間から指を入れて触る事ができます。
感触は... ちょっと柔らかいゴムっぽい感じでした。^^

【プラスティネーションとは】
標本生物の水分と脂肪分を合成樹脂で置きかえて保存する方法。






13
「クラゲ ファンタジー ホール」と名付けられたクラゲの展示室にやってきました。
こちらの水族館では37年以上、飼育研究と展示を行っているそうです。
9つの水槽と、小窓式の小さな6つの水槽があります。






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タコクラゲ(Mastigias papua)の水槽です。直径5センチ程度の大きさです。
鮮やかなピンクや薄茶色をしていて、とても綺麗です。





15
ミズクラゲ(Moon Jelly)の水槽です。
人が多すぎてなかなか近づけません。






16
パシフィック シーネットル(Sea nettle)です。
北アメリカ大陸太平洋岸で見られ、日本近海には生息していません。

世界最大級のクラゲのひとつで、こちらの水族館でも
傘の直径50cm、全長2m以上に成長した事もあるそうです。
毒性が強くて、刺されるとミミズ腫れになることもあります。






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アカクラゲ(Japanese sea nettle)です。毒性が強く刺されると痛みを感じます。
浜に打ち上げられて乾燥しても、毒が風に乗って、目や鼻を刺激し、
くしゃみが出るそうで、クシャミをさせる粉として忍者が使っていたらしいです。

外洋に面した沿岸や湾口で良く見られ、
江の島付近でも春から夏に沖の方で見られます。
成長すると、傘の直径20cm、全長1m程度になります。






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サカサクラゲ(Upside-down jellyfish)が沢山いました。
右上の方を見ると、なんとなくレモンの輪切りを思い出します。^^






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こちらは、パープル ストライプド ジェリー(Purple-striped jelly)です。
カリフォルニア州沿岸に生息しているそうです。

傘の縁から、8本の赤紫色の触手が伸びています。
白いフリルの紐のような物は 口腕(こうわん)といいうそうです。






20
暖かい海ゾーンのサンゴ礁の水槽です。
人が多すぎて良く見えませんね。






21
人の隙間からなんとか撮影しました。
魚も色鮮やかですが、珊瑚も色んな色をしていますね。






22
チンアナゴ(狆穴子, Spotted garden eel)がいました。
直径5ミリ程度ですが、全長40cmもあるそうです。
こんな感じで砂から顔を出して、動物性プランクトンを食べています。

危険を感じると、すぐ砂の中に引っ込んでしまいます。
名前は、顔が日本原産の犬の狆に似ているのが由来だそうです。






23
「発見の小窓 “小さな地球”」という水槽がありました。
合計24個の水槽に、1種類ずつエビや魚などが入っています。






24
順路を辿って2階に上がると、ペンギンの水槽がありました。
ちなみに背景の空と海は、壁に書かれた絵です。^^;






25
水槽のアクリルの所までペンギンがやって来ます。
水中での動きは結構素早いです。






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2階の中央部には、神奈川県の設置した「なぎさの体験学習館」という施設が併設されています。
ここだけは入場無料の別施設ですが、水族館側からも出入り出来ます。
海岸への漂着物の展示や、波が寄せる海岸の模型や、砂防林の模型等がありました。

また、写真の様な湘南タッチプールという水槽があって、ヒトデやナマコを触る事が出来ます。
ヒトデはもっと硬いかと思ったら少し柔らかでした。ナマコはヌルヌルぶよぶよした感じでした。^^



(^x^) 後編に続く。








【参考リンク】

新江の島水族館
 http://www.enosui.com/

なぎさの体験学習館
 http://www.nagisataiken.com/




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