2020年12月2日水曜日

空気神社に行ってきた【山形県朝日町】

(^x^)こんばんは。MANIERAです。
今回は以前訪れた空気神社を紹介します。



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山形出張時に、空気神社という変わった名前の神社があると聞いて、行ってみました。
訪問時期は2016年10月上旬です。





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当日はあいにくの雨でした。場所は山形県朝日町で、山形駅から南南西の方角へ
車で約1時間程度の距離です。県道から山の方に入ります。






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途中、大きな白い建物が見えたので、脇道に入ってみると、
とても大きな駐車場に出ました。ちなみにこの辺りの標高は550m程度です。





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地図がありました。この辺一帯がAsahi自然観というリゾートで、
先ほどの白い建物は、ホテル「自然観」のようです。
地図の一番下に「空気神社」と文字のみ書かれています。






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周囲はコテージやキャンプ場、リフトやスキー場があり、スキーシーズンには
にぎわいそうですが、この日は雨のせいもあってか誰も見かけません。






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駐車場の端になぜかダチョウが飼われていてこちらを
じっと見ています。小さな小屋にはウサギもいました。






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駐車場を後にしてさらに数百メートル進むと、空気神社の青い幟が立つ駐車場がありました。






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空気神社専用の駐車場ではないようで、隣接するテニスコートや
正面のワイン館との共通の駐車場のような感じです。






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大きな岩に空気神社と書いてありますが、神社らしきものは見えません..。






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岩の横に森の奥へと続く坂道があります。これが参道なのでしょうか?
とりあえず進んでみましょう。






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すると坂道の途中に、四角い石と木の円筒でできたオブジェが現れました。
札に「木」と書いてあるだけで他に何の説明もありません。これは何でしょう??






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また少し進むと、今度は「火」のオブジェが現れました。





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金属のケージの中に燭台が3つあって、蝋燭の燃えた跡がありました。





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次は「土」のオブジェが現れました。円筒は茶色でざらざらした感じで
陶製(土が原料だから?)なのかもしれません。






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そういえば、各々のオブジェの隣にはスリットの入った円筒?が埋められていましたが、
特に説明はありません。コインが入りそうなので、賽銭箱的なものでしょうか..。






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4つ目は「金」のオブジェでした。鈍い金色ではありますが、本物の金ではないように見えます。






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さらに森を進んでゆくと、またオブジェが現れました。





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5つ目は「水」のオブジェです。石の円筒が上下に分かれていて、金属の棒でつないであります。





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近づくと上の円筒から水が流れ落ちてきて、下の石の器に水が溜まるように
なっていました。ヒシャクもあるので、手水舎ということでしょうか。







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参道はカーブして丘に続いていきます。






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丘の頂上は霧が立ち込め、今にも何か現れそうな雰囲気です。





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丘の上に社殿はなく、中央の金属の台と左手に木製の小屋があるだけでした。





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木製の小屋は倉庫のような感じですが、実際何なのかは手がかりがありません。





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金属の台は5mx5mくらいのステンレスのような感じで、表面は鏡のように磨かれています。






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雨が降っていることも相まって、水面のように森の木々を映しこんでいます。






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手前の金属柱に賽銭口と書いてあったので、
金属の台が社殿という事なのだと思います。

帰ってから気づきましたが、この柱のギザギザの隙間から
賽銭を入れられるのではないかと思います。






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金属台の下には黒いルーバーがあって、空気が出入りできるように作られてるように見えます。
この中に何かありそうですが、入り口のようなものは特に見当たりません。






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台の周りの小石の上に赤い実が落ちていました。
偶然落ちてきたのか誰かがお供えしたのか..。






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看板に写真がありました。台の地下に空間があり、12個の瓶が埋め込まれているようです。
空気神社縁起が書いてありましたが、なかなか詩的な文章で、今一理解できません。^^






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空気神社建立奉賛芳名碑にたくさんの発起人や奉賛人の名前が刻まれていました。
空気神社は1973年に提唱され、1988年に建立奉賛会を設立、1990年に竣工したそうです。






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碑の隣には小さな祠のようなものと、「自動案内機」がありました。
100円硬貨を入れると音声で案内が流れるようですが、説明パネルの「小さな電球」が
点いていなかったのでこの日は作動してない様でした。






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小さな祠のようなものの中には帳面が置いてありました。多分、芳名帳だと思います。





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空気神社の由来が書いてありました。これを読むと、先ほどの参道のオブジェは、
万物を生成する根源である五行の<木・火・土・金・水>を表していたようです。





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森は静かで雨の音と鳥の声しか聞こえません。空気神社の名にふさわしく
とても空気のきれいなところでした。






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少し陰ってきたので、もうそろそろ帰りましょう。





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雨は降り続け、下界は霧に囲まれています。車を降りて空気神社に行って帰ってくるまで
誰とも会いませんでした。結構不思議な場所だったので、
何か夢の中の出来事だったような感じがしました..。



***


帰ってから調べたら、年に一度、台の上で巫女の舞が奉納され、地下空間も解放されるそうです。
しかし、神社なのに宗教法人ではないらしいなど、いろいろと謎な場所でした..。


(^x^)おしまい。






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