2018年12月2日日曜日

【秋の鎌倉2017】長谷寺の紅葉ライトアップ

(^x^)こんばんは。MANIERAです。
昨年の秋に訪れた鎌倉のお寺を2回に分けて紹介しています。
今回は長谷寺です。訪問時期は2017年12月初旬です。
※今回も写真をクリックすると1280 pixel に拡大します。
 画面右上の X か、余白部分を押すと本文に戻ります。

前編はこちら> 【秋の鎌倉2017】光明寺(材木座)
 https://blog-maniera.blogspot.com/2018/12/2017_1.html





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鎌倉の長谷寺(はせでら)は、毎年秋の紅葉の時期にライトアップを行っています。
2017年のライトアップは 11/25~12/10でした。
※ 今年2018年は 11/23~12/9 です。






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鎌倉警察署の近くの県道21号線の歩道橋からの眺めです。
奥の建物は鶴岡八幡宮、手前の鳥居は二の鳥居です。






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後ろを振り返ると、一の鳥居が見えました。
今日はこちらの方向へ歩いて長谷寺に向かいます。






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700mほど歩くと海が見えました。
T字路を右に折れて、長谷寺の方へ向かいます。






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鎌倉海浜公園近くの電線に鳥がとまっていて、
よく見たら、全部 猛禽類でびっくり。トビかな?






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歩道橋から2km程度で、参道の先に長谷寺が見えてきました。






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赤い提灯が印象的な長谷寺の山門です。松が見事ですね。
長谷寺は736年に開山された浄土宗系統の単立寺院です。






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門の左には、拝観料の券売所と、2016年に出来た
TERAYA CAFEなるカフェやお土産店などがありました。






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お寺の拝観料は大人300円、小学生100円です。開門は朝8時、
閉門はライトアップ期間中は18時で、出口閉門(閉山)は18時半でした。

※今年2018年のライトアップ期間中は、
平日は閉門が18時、閉山が18:30で同じですが、
土日祝日は18:30閉門、19時閉山と、30分延長になりました。






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以前は人が販売してた気がしますが、今は駅のような券売機になっていて
suica、pasmo、icoca等の交通系ICカードが使えます。
お寺らしく、画面の人数の所が、お地蔵さんになっています。^^






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入場しました。この日の日没は16:30頃でしたが、
16:45でもまだ明るいので、
まだライトアップは始まらないようです。






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まだ暗くなるまで時間があるようなので、
先に弁天窟(べんてんくつ)に入ってみましょう。
山門を入って右の突き当りに入り口があります。







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弁天窟は弘法大師が参篭したと伝わる手掘りの洞窟です。
壁面には弁財天とその従者の十六童子が彫られています。






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奥に行くにしたがって、天井が低くなってきて
腰をかがめないと頭をぶつけてしまいます。
結構入り組んでいて、ちょっとゲームのダンジョン風です。






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弁天窟の出口まで来ました。ちょっと暗くなってきました。






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紅葉がきれいですね。時刻は17時で、
まだ空は少し明るいですが、
ライトアップが始まっています。






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手水で身を清めてから参拝いたしましょう。






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階段は真ん中で仕切られ、左側通行という立札が出ています。行列でなかなか進めません。






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境内にはカエデやイチョウなどが沢山植えられています。
木によって、真っ赤だったり、黄色だったり、まだ青かったりと鮮やかです。
※ 紅葉の状況は長谷寺のWEBページで見ることが出来ます。 https://www.hasedera.jp/






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境内の中段辺りに良縁地蔵という、かわいいお地蔵さんが並んでいました。
境内に合計3か所あって、全部見つけると良縁に恵まれるそうです。






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良縁地蔵の先に扇垂木の屋根の地蔵堂が見えました。2003年に再建されたお堂だそうです。
祀られているのは子安(安産)・繁栄の御利益のある福壽(ふくじゅ)地蔵です。






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さらに階段を登って上の境内までやってきました。
青いライティングが紅葉に映えます。






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見晴らし台の方に行ってみましょう。
団子や甘酒を売っているお店もありました。






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ウッドデッキの見晴らし台から、月に照らされた由比ヶ浜が見渡せます。






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見晴らし台の近くに、小さな池と、経典などを納める建物の
経蔵(きょうぞう)がありました。






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長谷寺の経蔵では 中心に、大きな回転する書架の 輪蔵(りんぞう)があり、
その中には 一切経(いっさいきょう)が収められていて、
一回転させると全て読んだ功徳が得られるそうです。
※ 輪蔵は毎月18日と正月3が日と4/8、8/10のみ回すことが出来ます。






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経蔵の四方の壁には、マントラが刻まれた円筒状のマニ車が18基あります。
こちらも回転させるとその数だけ経典を唱えるのと同じ功徳があるそうです。
みんな、ぐるんぐるん回していました。^^






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紅葉の下の釈迦如来坐像です。写真には写っていませんが
お釈迦様の四方を四天王像が護っています。






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金色の観音像の後ろの建物は、観音ミュージアムです。
以前の宝物館が2015年にリニューアルしたようです。

観音ミュージアム http://www.kannon-museum.jp/






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上の境内からさらに上の、眺望散策路を登ってみましょう。
こちらもすごい行列で、ゆっくりしか進みません。






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眺望散策路の上まで登った眺めです。真ん中の建物は先程の経蔵です。
竹の緑と紅葉、遠くの青い建物がきれいでした。






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また上の境内に降りてきました。香閣(こうかく)で
線香の煙を浴びてから、本堂に入ります。






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長谷寺の本堂、観音堂です。本堂内は撮影禁止です。
本尊は十一面観音菩薩で、高さ9.18mの一本木造りで、
すぐ近くまで近づけて、見上げるようなその大きさを実感できます。







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18時を過ぎると入場終了で、入ってくる人も少なくなってきました。






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下の境内まで降りてきました。もうそろそろ閉門時間です。
昼間は暖かくても、夜は結構寒くなるので
十分な防寒の用意をして行くのをお勧めします。







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また鎌倉駅まで、歩いて帰ります。ちなみに、
この日はスーパームーンで月がとても綺麗でした。




(^x^)おしまい。






おまけ: 長谷寺はアジサイも有名です。(2010年の記事です)
【鎌倉】3.長谷寺の紫陽花  https://blog-maniera.blogspot.com/2010/06/3.html



関連リンク
長谷寺WEBサイト  https://www.hasedera.jp/
観音ミュージアム  http://www.kannon-museum.jp/
テラズ(長谷寺カフェなど) http://kamakura-teras.jp/








2018年12月1日土曜日

【秋の鎌倉2017】光明寺(材木座)

(^x^)こんばんは。MANIERAです。
昨年の秋に訪れた鎌倉のお寺を2回に分けて紹介します。
前編は、光明寺です。訪問時期は2017年11月下旬です。

※今回は、写真をクリックすると1280 pixel に拡大するようにしてみました。
 拡大後は、画面右上のXか、余白部分を押すと元の本文に戻ります。



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浄土宗大本山、鎌倉の光明寺(こうみょうじ)の総門です。
現在の門は1624年から1628ごろに再興されたもので、
元の門は1495年建立でもっと大きかったようです。






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光明寺は鎌倉の材木座にあって、 徒歩2分で海辺に出られます。
奥に富士山が見えてますね。






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総門脇にある案内図です。
こちらのお寺は拝観料はありません。
では境内に入ってみましょう。






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総門をくぐると正面に大きな山門が見えてきました。
間口16m、奥行き7m、高さ20mと、鎌倉の寺院では最大級の門です。

予備知識なしで訪れたので、こんな大きな門があるとは思っていませんでした。
中央の参道の左右は駐車場になってます。






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現在の山門は、1847年に再築されたものです。
五間三戸二階二重門といわれる門で、
1階が和風、2階が中国風になっています。






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1階部分は立派な柱が並びます。






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山門の横で猫がのんびり昼寝をしていました。






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山門の右手に蓮乗院(れんじょういん)というお寺がありました。
以前からあった蓮乗が、光明寺が1243年(諸説あり)に移って来た時に
子院となり蓮乗となったそうです。






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五間三戸(ごけんさんこ)とは柱で5つに間仕切りして、3つの間に戸を付けたものです。
中央に見える「天照山」の扁額は1436年に後花園天皇から賜ったものとの事です。
では、山門をくぐって先に進みましょう。






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山門をくぐると、広い境内の奥に補修中の大殿(本堂)が見えます。
大きな銅板葺きの屋根に、間口・奥行きとも25m、1698年建立の
鎌倉最大級の本堂で、国の重要文化財に指定されています。
左手の建物は開山堂、参道の左右に何本か見える樹々は桜の木です。






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本堂手前右手には大きな鐘楼堂があります。
鐘楼堂は1847年に建てられたもので、
現在の梵鐘は1961年に鋳造されたものです。






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鐘楼堂は総ケヤキづくりとのことで、柱上部の獅子や植物の造形が
木彫りと思えないほど見事なものでした。






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鐘楼の隣には、繁栄稲荷社の祠がありました。
開山の良忠上人が子狐を助けると、夢に出てきた親狐に薬草の種をもらい、
その薬草で、鎌倉に流行した病が収まったという由来があるそうです。
今はキツネと一緒に猫も祠を守っているようです。^^






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大殿(本堂)の前まで来ました。残念ながら、工事の幕で
正面が隠れていますが、中には入れるようです。






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階段の手前で靴を脱いで靴箱に入れてスリッパに履き替えます。






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階段を上がってみると想像してたよりきらびやかな堂内が見えてきました。
こちらのお寺は本堂内も撮影可になっています。






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おみくじの箱もかなり古そうで、いい感じに使い込まれています。






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とても広い外陣(げじん:参拝者の座る所)で驚きました。
百本柱のお堂としても有名だそうです。







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外陣にも大きな金色の天蓋があります。






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内陣の天井は歴史を感じさせる格天井(ごうてんじょう)で、きらびやかな
天蓋と幢幡(どうばん)がいくつも下がっています。





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内陣左手には大きな木魚と鏧子(けいす)が見えます。





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右手には経机(きょうづくえ)が並びます。






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天蓋の飾りのアップです。非常に細かい細工で、
沢山の鈴が付いています。上の方の鳥は、鳳凰かも。






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本尊の阿弥陀如来です。
穏やかなお顔をしています。






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本堂右手の方に庭が見えます。






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外廊下に出てみると枯山水がありました。
8つの石は、阿弥陀三尊と5人の高僧を表しています。






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次は本堂左手の方に行ってみましょう。






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本堂から開山堂の方へと斜めに渡り廊下が伸びています。






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渡り廊下の右手に池のあるお庭がありました。
右奥に見える建物は大聖閣(たいしょうかく)です。






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池は蓮池で、7月には観蓮会も行われるそうです。蓮は2種類で、
池の手前側に錦蕊蓮(きんずいれん)奥には古代蓮が咲くそうです。






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池には鯉が何匹も泳いでいました。






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大聖閣の正面です。法然上人800年大御忌を期して、
2011年3月に建てられたそうです。
八角形の2階を見ると誰かこちらを見ているような..。






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アップで見ると、仏像のようです。後で調べてみると、
お堂の2階には阿弥陀三尊が安置されているそうです。
金色の光背が西日を受けて輝き、非常に印象深く感じました。






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日が傾いてきて、空には、うろこ雲が出ています。





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10/15から3/31までは、参拝は16時まで、
それ以外の時期は17時までです。
もう時間なので、そろそろ帰りましょう。






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おなかが空いたので、材木座のお蕎麦屋さんで
お蕎麦を食べて帰りました。



(^x^)おしまい。






鎌倉光明寺 WEBサイト
 http://komyoji-kamakura.or.jp/