2017年3月8日水曜日

【山形】 雪の銀山温泉

(^x^)こんばんは。MANIERAです。

一昨年(2015)に、山形の銀山温泉に行ってきたので、2回に分けて紹介します。
前編は、「雪の銀山温泉」です。



01
銀山温泉は、山形県 尾花沢市の温泉です。
NHKの 1983年のTVドラマの「おしん」の舞台となったり、
映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなったそうです。






02
バス停付近から温泉街の方を見たところです。
訪問したのは2015年3月上旬の週末で、結構雪が積もっていますが、
途中の道路は除雪されていて特に問題なかったです。

バスは、山形新幹線の止まる大石田駅から、一日7往復程度、
山形空港からは一日2往復運航されています。


大石田駅~銀山温泉 路線バス
http://www.hanagasa-bus-taisei.co.jp/base.html

 
山形空港~銀山温泉間 バス
http://www.hanagasa-bus-taisei.co.jp/base3.html






03
徒歩で5分程度、坂を下って、温泉街の入り口の白銀橋(Shirogane bashi)までやってきました。
自動車は、旅館の車以外は、ここまでしか入れず、この付近には駐車場もありません。






04
橋を渡ったところに案内ポストのような物があり、
中に無料の地図やパンフレットなどが入っています。






05
案内ポストに貼ってあった銀山温泉のマップです。
旅館が十数件、公衆浴場が3か所、お店等があるようです。 

まず左側の、「しろがね湯」の方に行ってみましょう。






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2001年に、隈研吾(Kengo KUMA)の設計で建てられた、共同浴場「しろがね湯」です。
敷地は8坪と、こじんまりしたもので、三角形の建物の1Fと2Fに湯船があります。
営業時間は8:00-17:00で入浴料は500円です。






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白銀橋まで戻ってきました。温泉街の真ん中に、一級河川の銀山川(Ginzan gawa)が流れ、
両岸に建物が並びます。 川岸で座っている人のあたりから湯気が出ていますね。






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湯気が出ていたのは、和楽足湯(Warashi yu)という無料の足湯でした。
2001年に竣工した足湯で、源泉をそのまま利用しているそうです。
6:00-22:00まで利用できます。






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温泉街を上流の方に歩いていきましょう。
車が入れないので、荷物を運ぶ時も手押し車を使うようです。







10
古山閣(Kozankaku)という木造4階建ての旅館です。
軒下に絵が描いてありますね。






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これは鏝絵(こてえ)というレリーフの一種で、
左官職人がコテを使って、着色された漆喰を仕上げたものです。
左上は宝船、下の段は12か月の行事などが描かれているそうです。






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温泉街の中央付近に共同浴場「かじか湯」がありました。
無人なので、暖簾の横にある料金箱に300円を入れて入ります。
8:00-19:00まで営業しています。






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さらに上流に進みまましょう。
両岸に続く、昭和、大正の街並みがレトロで良い感じです。






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新しい木の橋の上に柴犬がいて、子供や観光客に大人気でした。






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旅館街を抜けたあたりです。緑色の暖簾が見えますね。






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貸切風呂の「おもかげ湯」の暖簾でした。
2000円で、50分間 貸切ることができます。
10:00-17:50まで営業です。






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ピンクの建物は、飲食店「はいからさん通り」です。カレーパンが有名らしいですね。
「おもかげ湯」の受け付けもこちらで行っているようです。






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このあたりが温泉街の一番奥になるようです。
赤い橋は、「そば処 滝見館(Takimi kan)」に入る橋です。






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公衆トイレ(青い屋根)は、温泉街の一番奥にありました。
トイレの右の奥の方に、雪で半分ふさがったトンネルがあるようですが...。






20
中に入ると、手掘りの部屋のようになっていました。
柵の先は、水が張られた四角いトンネルでした。
これは疎水坑(そすいこう)という排水、運搬、通路を目的とした坑道とのことです。






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さらに上流に向かうと、建物も途切れ、かなりの積雪です。
手前の左右に雪の積もって道になっている部分は石橋ですが、
手すりもなく、滑りやすいので十分に注意してください。
女性が指さしているほうを見ると...






22
「白銀の滝」という滝がありました。
この付近が「白銀公園」の入り口らしいのですが、
雪のためこの先には行くことができません。






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温泉街の方に引き返します。
紫色の防寒服は宿の名前が書いてあったので、
宿泊客は宿で借りられるようです。







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足湯の近くに野川豆腐屋というお店があったので、入ってみましょう。






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扉を開けると、民家の玄関のような感じで、
「御用の方は鈴を鳴らしてください」と書いてあります。
立ち食い豆腐170円、立ち食い生揚げ200円です。
どちらにするか迷って、今回は立ち食い豆腐を頼んでみました。






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立ち食い豆腐は、冷たいお豆腐に出汁がかかったものでした。
気温がかなり下がってきたので足湯に入りながら食べましょう。
豆腐はものすごく冷えていましたが、おいしかったです。 ^^






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日も暮れてきて、街に明かりが灯り始めました。






28
明かりに照らされて、赤い橋がきれいですね。






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こちらは、能登屋(Notoya)旅館で、大正10年完成の木造3階建てで、
国の登録文化財になっています。真ん中の一段高い部分は、
現在談話室になっているそうです。
右の鏝絵(こてえ)の看板の、「木戸佐左ェ門」は創業者の名前だそうです。






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格子が特徴的な旅館の藤屋(Fujiya)です。
江戸時代創業ですが、2006年に改築したようです。
こちらの設計も「しろがね湯」と同じ隈研吾だそうです。






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温泉街の川岸の街灯は、電気ではなくガス灯でした。
暖かな光で風情があっていいですね。





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橋は温泉街に十数本かかっているようです。
川に温泉の湯気が立ち込めます。






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右の大きな木造4階建ては、温泉街中央部にある古勢起屋(Kosekiya)別館です。
18時を過ぎると、日帰り客は大部分帰ってしまうのか、人影もまばらになってきます。






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日帰りで訪れましたが、時間があれば、ゆっくり宿に泊まっていきたいですね。






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ちょっと雨が降ってきました。






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日も暮れてかなり冷えてきました。
もう一回足湯に入ってから帰りましょう。





(^x^)後編 「夏の銀山温泉」に続く。

後編はこちらです
http://blog-maniera.blogspot.jp/2017/03/blog-post_15.html





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